グリッチ加工ツールの使い方
グリッチ加工ツールでは、画像の色をずらしたり、一部分を横方向に乱したりして、デジタルエラー風・VHS風の表現を作れます。
まずは6種類のプリセットから好みの仕上がりを選び、必要に応じて4つのエフェクトを調整してみてください。
1. 画像をアップロードする
「画像アップロード」のエリアに画像をドラッグ&ドロップするか、「画像を選択」ボタンから加工したい画像を読み込みます。
PNG・JPG・JPEG・WebP形式に対応しており、アップロードできるファイルの上限は50MBです。
クリップボードにコピーした画像を貼り付けて読み込むこともできます。
ページを開いたときにはサンプル画像が表示されているので、手持ちの画像がなくてもグリッチ加工の効果を試せます。
2. プリセットを選ぶ
「プリセット」から、6種類の加工スタイルを選択します。
| プリセット | 仕上がりの特徴 |
|---|---|
| スタンダード | RGBずれ・横ずれ・走査線・ノイズを組み合わせた、基本的なグリッチ表現 |
| RGB分離 | 赤やシアン系の色ずれを強調した表現 |
| VHS風 | 走査線やノイズを使った、古いビデオ映像を思わせる表現 |
| デジタル破損風 | 横方向の帯状の乱れを目立たせた、デジタルエラー風の表現 |
| CRT風 | 水平の走査線を強調した、ブラウン管ディスプレイ風の表現 |
| 軽め | 元画像の雰囲気を残しながら、控えめにグリッチを加えた表現 |
プリセットを選ぶと各エフェクトの設定がまとめて変更されます。
その後、スライダーや数値入力で細かく調整できます。
3. RGBずれを調整する
「RGBずれ」は、画像の赤・緑・青の色成分をずらし、被写体の輪郭に色のにじみや二重線のような効果を加える設定です。
数値を大きくすると色のずれが目立ち、写真にデジタル的な違和感を加えられます。
当ツールのRGBずれの数値は長辺1200px換算のずれ量です。
実際の処理では画像サイズに合わせて調整されるため、画像の解像度が違っても、近い印象の効果になるよう設計されています。
4. 横ずれを調整する
「横ずれ」は、画像の一部分を水平な帯状にずらす設定です。
映像信号が乱れたときのように、被写体の一部が左右へずれて見える効果を作れます。
横ずれを強めると画像の破損感が大きくなり、デジタルエラーらしい表現になります。
5. 走査線を調整する
「走査線」は、画像に細い水平線を重ねるエフェクトです。
古いテレビやブラウン管ディスプレイの画面を思わせる表現を追加できます。
数値を上げると線の存在感が強くなります。
VHS風やCRT風の雰囲気を出したいときに役立ちますが、強くしすぎると画像の細部が見えにくくなる場合があります。
6. ノイズを調整する
「ノイズ」は、画像に細かな粒状の乱れを加えるエフェクトです。
映像にざらつきや信号の乱れのような質感を加え、ほかのグリッチ効果を引き立てます。
走査線と組み合わせると、古い映像機器のような雰囲気を出しやすくなります。
7. 「パターンを変更」で乱れ方を変える
「パターンを変更」を押すと、各エフェクトの設定値をそのままに、横ずれとノイズのパターンを変更できます。
例えば、横ずれの強さは気に入っているものの、乱れる位置を変えたい場合に使用します。
変更した設定内容はそのままに異なるパターンを試せるので、好みの仕上がりになるまで切り替えてみてください。
8. プレビューで仕上がりを確認する
設定変更した内容はプレビューにリアルタイムに反映されます。
プレビューを確認しながら目的の仕上がりになるよう、各設定を調整してください。
プレビュー右上の「Before」「After」を切り替えると、加工前の元画像と加工後の画像を比較できます。
9. 書き出しサイズを設定する
「画像書き出し設定」で、保存する画像の「幅」と「高さ」をピクセル単位で指定できます。
画像をアップロードするとその画像のサイズが自動的に反映されるため、サイズを変えたい場合に変更してください。
「縦横比を固定」を有効にすることで、画像の縦横の比率を保ちながらサイズを変更できます。
固定を解除して幅・高さを個別に指定することもできますが、画像が縦横に伸びたり縮んだりすることがあります。
10. 加工した画像をダウンロードする
仕上がりを確認したら「PNGをダウンロード」を押して、加工後の画像を保存します。
全体の設定を最初からやり直したい場合は、カスタマイズ欄の「リセット」を使用してください。
グリッチ加工とは?
グリッチ加工とは、画像や映像に生じるデジタル信号の乱れ、表示エラー、色ずれなどを意図的に再現する表現です。
通常は不具合として扱われるRGBの色ずれや横方向の画像の乱れを、デザインの一部として活用します。
サイバー・レトロ・近未来的な雰囲気を出したいときや、印象的なグラフィックを作りたいときに向いています。
本ツールは元画像に視覚的なエフェクトを加えるもので、画像ファイルのデータを意図的に破損させる機能ではありません。
RGBずれ・横ずれ・走査線・ノイズの違い
4種類のエフェクトは、それぞれ役割が異なります。
| エフェクト | 主に変化するもの | 向いている表現 |
|---|---|---|
| RGBずれ | 色成分と輪郭 | 色収差風、デジタル的な色ずれ |
| 横ずれ | 画像の一部分の位置 | 信号エラー、デジタル破損風 |
| 走査線 | 画像に重なる水平線 | CRT風、レトロな画面表示 |
| ノイズ | 細かな粒状の質感 | VHS風、ざらついた映像表現 |
例えば、RGBずれだけなら鮮やかな色の輪郭が目立つ画像に、横ずれを強めれば画像の一部が破損したような仕上がりになります。
走査線とノイズを加えると、古い映像機器を思わせる雰囲気が強くなります。
グリッチ加工をきれいに仕上げるコツ
まずプリセットで方向性を決める
「RGB分離」「VHS風」「デジタル破損風」など、イメージに近いプリセットを選んでから調整を始めると、最初から4つの数値を考える必要がありません。
輪郭がはっきりした画像を選ぶ
人物・建物・ロゴ・大きな文字など、形が分かりやすい画像ではRGBずれや横ずれの効果が目立ちやすくなります。
単調な背景だけの画像では、設定を変えても効果が分かりにくい場合があります。
RGBずれと横ずれを主役にする
グリッチらしい印象を出したい場合は、まずRGBずれと横ずれを調整するのがおすすめです。
走査線とノイズは控えめに追加すると、画像を見づらくしすぎずに質感を加えられます。
気に入った強さのまま別パターンを試す
設定値を大きく変更する前に「パターンを変更」を使うと、同じ強さでも違う印象の画像を作れます。
乱れの位置が少し変わるだけで、写真全体のバランスがよくなる場合があります。
よくある質問
どの画像形式をアップロードできますか?
PNG・JPG・JPEG・WebP形式に対応しています。
アップロードできるファイルの上限は50MBです。
画像がなくても試せますか?
はい。
初期状態でサンプル画像が表示されているため、画像を用意していなくてもプリセットや各エフェクトの違いを確認できます。
RGBずれと横ずれの違いは何ですか?
RGBずれは赤・緑・青の色成分をずらして輪郭に色のずれを作る加工です。
横ずれは画像の一部分を帯状に左右へ移動させる加工で、色よりも画像の位置そのものに変化が現れます。
RGBずれの「px」は何を表していますか?
当ツールにおいては、長辺1200px換算での色ずれ量を示しています。
画像サイズに合わせて調整されるため、出力画像が1200pxより大きい場合でも、表示された数値がそのまま最終画像上のピクセル数になるとは限りません。
「パターンを変更」を押すと設定値も変わりますか?
いいえ。
RGBずれ・横ずれ・走査線・ノイズの設定値はそのままで、横ずれとノイズのパターンを変更できます。
保存する画像のサイズを変更できますか?
はい。
「画像書き出し設定」で幅と高さを指定できます。
「縦横比を固定」を有効にすると、画像の比率を保ってサイズを変更できます。
JPGやWebP形式で保存できますか?
入力ではJPG・WebPに対応していますが、加工した画像の保存形式はPNGです。
グリッチ加工は元の画像ファイルを破損させますか?
いいえ。
グリッチ風の見た目を作る画像加工です。
元画像ファイルそのもののデータを壊す処理ではありません。
動画やアニメーションGIFにも加工できますか?
本ツールは静止画像向けです。
動画やアニメーションの書き出しには対応していません。
アップロードした画像はサーバーに保存されますか?
いいえ。
画像はブラウザ内で処理され、サーバーに送信・保存されることはありません。
加工した画像は商用利用できますか?
本ツールは商用目的でも利用でき、当サイトへのリンクやクレジット表記も不要です。
ただし、ご自身でアップロードして加工した画像については、元画像の著作権や利用条件に従ってください。



